旅さんぽ 秋吉台・長門・萩(山口県) 時の流れに触れる旅
日本最大級のカルスト台地で、国定公園、国の特別天然記念物に指定されている「秋吉台」。約3億5千万年前に誕生したサンゴ礁が、長い年月を経て石灰岩の高原を形成し、現在の雄大な景観をつくっています。
『秋吉台』
緑の大地から無数に顔を出す石灰岩、圧倒される光景です。
秋吉台の地下には、日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」が広がっています。石灰岩を含んだ雨水の一滴一滴がつくり出した、神秘的な鍾乳石の数々にうっとり…。
『秋芳洞』
岩の裂け目に架かる橋を通って入ります。
秋芳洞イチの見どころ!「百枚皿」。
これぞ鍾乳洞!「傘づくし」。
宮殿の柱のような「黄金柱」。
紺碧の日本海と鳥居の朱色、その対比の美しさにいま世界中から注目を浴びる神社。商売繁盛、安全祈願、願望成就など様々な願いが叶うといわれています。
別府厳島神社の境内にある「別府弁天池」。
江戸時代に長州毛利家の城下町として発展した萩。今も保存される武家屋敷や商家、幕末の偉人たちゆかりの史跡の数々は、世界遺産にも登録されています。
藩校明倫館跡地に建つ萩・明倫学舎では萩の歴史や幕末に関する展示が盛りだくさん。
重要文化財、菊屋家住宅の庭を拝見。
吉田松陰を祭神とする松陰神社には多くの門下生が日本近代化に大きな役割を果たした松下村塾が。